今回、岐阜の医療施設に外壁打診調査に伺いました。昨年暮れよりお問合せを重ね雪解けを待って調査に伺って参りました。天候不順もありましたが調査予定5日間のところでしたが施設側の多大なる協力を頂き、一日繰上げの4日間にて現地打診調査完了いたしました。
施設側の担当者より思ったより騒音が少なく、診察に影響も無く規制してもらうことが無く助かりましたとの御礼頂きましたが、こちらの方こそ順調に作業することが出来本当に助かりました。有難う御座います。
正直、今回赤外線調査にするか全面打診調査にするかで随分と検討を重ねた用です。
・医療施設のため、緊急車両の出入りがある為に仮設の検討が必要
・医療施設であり、入居者及び診察来場者への騒音等の配慮
・診断の妨げにならない為の配慮
・立地条件による高所作業車の使用が難しいなど
しかしながら、現在タイルの剥離箇所が確認できる事や漏水箇所があることなどから、より詳細な状況把握をし、今後の補修計画に反映させることを第一として全面打診調査に決定したとの事でした。また、仮設方法についてもロープ高所作業での調査方法を知り数ある業者の中から弊社に決定して頂きました。本当に有難うございます。
外壁全面打診調査においては、赤外線調査より多少の初期投資が必要ですが正確な状況把握をすることで、無駄の無い補修計画を立てることが出来、後々の補修工事において必ずリターンできるものと考えております。調査費用は戻ってくるとは、以前にお付き合いしたコンサル様より頂いた金言ですが、まさにそのとおりだと思います。
今後とも、構造物の長寿命化の最適を考え調査事業がんばって参ります。
追伸:しばらくご無沙汰しておりましたが調査事業は頑張っております。今後ともよろしくおねがいします。