外壁調査には、全面打診調査と赤外線装置法による調査方法と
大きく2種類に分かれてきます。
当社が全面打診調査をお勧めする理由は、詳細な調査が可能な事が一番の理由です。
やっぱり、近くまで行って状態が確認できる事がなによりです。
タイルの浮きといってもいろいろな状態があります。
「タイルだけ浮いている状態」
「下地のモルタルから浮いている状態」
「ひびわれを伴う状態」
などから、写真のように既に落下寸前の状態のものまで多々あります。
実際に調査で使用するハンマーの打診だけでも落下してしまう事もあります。
外壁全面打診により、これらの状態を把握しすぐに安全対策を取ることが可能です。
お施主様を事故や災害から守り、
正確な状況判断により改修工事でのコスト削減にも繋がってきます。
【正確な診断】 【災害防止】 【コスト削減】
最近、続けてタイル先付け工法の施設の外壁全面打診調査を行ってきました。
調査結果としては、直接躯体に貼り付けられるせいか全般的に変状は少なかったですね。
上記写真の施設とは別なのですが、浮きが確認できた箇所は大きな面積で浮きが有りました。
監理者の方と相談し早急に撤去作業だけ行いました。
少し美観が悪くなりますが、事故が起こってからでは大変ですから、すぐ撤去・・・
ご理解・ご協力ありがとうございました。m(--)m
1月12日に閣議決定
建築基準法改正により定期報告の対象を新たに規定されました。
今までは特定行政庁(県や政令指定都市)にて、それぞれ定めていた
報告対象ですが今回の見直しで全国一律で報告対象となる建築物が
定められました。
劇場・映画館・演芸場・観覧場・公会堂または集会場
病院・有床診療所、旅館、ホテルまたは社会福祉施設等
建築物の用途ごとに3階以上の階にあることや対象用途の床面積が200㎡以上
などのいずれか当たる建築物を一律に報告対象となり
平成28年6月1日に施工されます。
お客様と打合せの際に、外壁調査方法について
いろいろと質問がありました。
お客さまの方で今回は、赤外線調査法ではなく
外壁全面打診にて検討しているという事でしたが、
全面打診の方法で最も良い方法は何かについて
検討でした。
足場による調査・高所作業車による調査・ゴンドラ・ロープアクセス
と4種類の方法が当社ではありますが、
今回は高所作業車の進入が不可であった為、ゴンドラ又はロープアクセス
による全面打診に限定されました。
補修も含めて調査を検討しているとの事でしたので、ゴンドラ設置による
調査も検討しました。
タイルの張替等の補修ですと、ロープアクセスではタイルの落下等
の危険性からゴンドラを使用しないと不可能ですので、
最初からゴンドラ設置を検討した方がコスト的に安価になる場合が
あったからです。
しかしながら、補修箇所及び補修方法の特定が出来ないことから
ロープアクセスにての全面打診に決定となりました。
やっぱり、正確な診断による原因と対策方法の確定が最も近道ですよ。
2015年12月にAICHIさんのスカイマスター【SJ30】に乗ってきました。
今までは、高所作業車でも27mで十分対応可能だったですが障害物
等もあり、初の30m級に挑戦してきました。
やっぱり高い!
高さも猿(干支にちなんで)ことながら、お値段も高い!
しかしながら、パフォーマンスが良く作業性も良好でしたので
今後、機会があればまた利用したいと思います。
RENTさん有難うございました。